探偵の失敗とバレた時のリカバリーについて【大阪の探偵事務所】 | 大阪の探偵ならケイジ探偵事務所 | ブログ

面談の際、「バレることはあるの？」「バレたらどう責任をとってくれるの？」と言われることがあります。

はっきり申し上げますがバレたことがない探偵はまずいません。

今回は探偵の失敗についてお話ししたいと思います。

言うまでもなく、最大の失敗は「バレること」であり、一度バレてしまうと以降の調査はほぼ不可能になってしまいます。

このほかに、単純に尾行中に失尾してしまう（尾行不能）、入った建物がわからなくなる、タクシー等に乗られてしまう、建物に入ったのをみたが出口が二か所以上あり見張っていた場所とは違う場所から出て行ってしまう、退室に気付かず見落としてしまう、対象者の顔が判別できず見送ってしまう、など様々な失敗があります。

しかしこれらはバレたわけではなく、あくまで尾行を継続することができなくなっただけなので、別の日に改めて調査を行うなどしていくらでもリカバリーはできます。

探偵にとって最も重要なスキルは、「集中力」です。

確かにうまく尾行する技術、隠しカメラを設置する技術、面取りなど、探偵が必要なスキルはいくつかありますが、これらは経験することで確実に向上していきます。

しかし、これらはあくまで探偵が行う調査のごく一部であり、実際のところ探偵の仕事の8割は「出待ち」なのです。ホテルや自宅からの退室、職場からの退室、ビルや飲食店等からの退室など、探偵の仕事とは、純粋にずっと同じ場所を見続けることと言っても過言ではありません。

この退室を見落としてしまったら、せっかくうまく尾行できていたとしても、この時点で調査失敗となってしまいます。

対象者がいつ出てくるかわからないわけですから、場合によっては数時間もの間、対象者が出てくるのを監視し続けなければならないのです。

さて、話を戻しますが、いかにしてバレてしまうのか、なぜバレてしまうのか、ランキング形式で詳しくお話しご説明します。

探偵がバレるパターン第三位

単純に尾行が下手

尾行には尾行する位置、目線、動き方、立ち止まった際の監視位置などを一連の動きを自然な動作として立ち回らなければなりません。

これにはやはり技術が必要であり、場数が重視されます。本当に上手い人だと、追っている探偵側も現在地がわからないほどです。

対象者によっては、警戒心が強い者もおり、下手な尾行だと簡単にバレてしまうことがあります。

また、尾行中、「バレたかもしれない」「継続すればバレる恐れがある」という判断ができるかどうかも重要であり、決して無理しないことが求められるのです。

探偵がバレるパターン第二位

探偵間の連携がとれていない

これは外注でありがちなことですが、大手の探偵会社はほとんどの調査を外注に依頼しています。

各地方に中小企業や個人事業の探偵と外注契約を交わし、現場の距離に応じて外注の探偵社に依頼するわけです。

ここからは具体的に失敗例についてご説明します。

例えばA様案件の浮気調査をα探偵社が初回に調査したとします。この時、α探偵社は初回調査ということもあり、強引に尾行してしまい、対象者を警戒させてしまいました。このことを知らずに、同じA様の案件を今度はβ探偵社が請け負い、調査を実施しました。β探偵社の調査員は対象者が警戒していることを知らないので、通常の尾行を行ったことでバレてしまい、調査ができなくなりました。

というもので、これは私自身も実際に経験したことになります。

大手に依頼する場合は、特にこれでバレるケースが多いので、大手に依頼すれば安心というのは大きな間違いになります。

最後に、探偵がバレるパターン第一位

これは、依頼者様を悪く言うつもりはございませんが、やはり依頼者様の態度、言動などからバレてしまうケースが圧倒的に多いです。

今こうしてる間にも不貞されていると思うと、やはり冷静ではいられなくなってしまい、口論になって「全て知っている」というようなことを言ってしまうのです。

他にも、これは実際にあったことですが、探偵から不貞の事実を聞いたことで、動揺してしまい、友だちに相談しようとLINEしたら、対象者にメッセージを送っていたり、似た内容ですが、探偵からGPSを外していいかという質問に対して、「GPSは暫くつけたままにしておきます」という内容をこれも誤って対象者に送ってしまいバレてしまったことがあります。

難しいことは重々承知しているのですが、「不貞の証拠を掴む」ということが最大の目的なのであれば、ある程度割り切って冷静になるのがいいのかなと思います。

どのような内容でも結構です。

警察的な内容のご相談でもかまいません。

ご連絡お待ちしております。