大阪府警捜査四課の捜査員が逮捕された件について【大阪の探偵事務所】
先日、スカウトグループの拠点とみられるビルの一室をガサ(捜索)中に捜査対象の男性に対して暴行を加えた容疑で大阪府警捜査四課の警察官二人が逮捕されました。
逮捕の決め手になったのは防犯カメラの映像で室内に設置された防犯カメラに暴行の一部始終が撮影されていたことで、警察側としてはなかったことにはできず逮捕に至ったようです。
さて、捜査四課が絡む事件ですから、捜査対象者らは暴力団関係者若しくはそれと繋がりがある人物だったことが予想されます。
暴力団組織や暴力団関係者等に対するガサは、大半が出来レースのような感じで、暴力団側は「ようこそ!どうぞどうぞ」という感じでガサの立ち合いをします。
しかし、稀に荒れるガサに遭遇することもあります。
さて、これは実際に私が経験した話になります。
まだ私が新米の警察官だった頃、当時私は西成警察署で勤務していました。
その管内において賭博場に対するガサを行うことになり、私は数合わせで現場に臨場することになりました。
当時、4班に分けて編成され、1、2班は突入、3、4班は逮捕した被疑者を連行する役を担っていました。
私は3班に編成され、突入の合図の後、しばらく待機していました。
そして3班、4班も入るよう指示があり、私は現場に入りました。
すると、そこでは壁に手をついて立つ男がおり、その男の尻をある捜査員がひたすら蹴りつける、いわゆるけっぱんする状況を見ました。
捜査員は男に対して、「おい、責任者誰や」と問い、男が「わしです」と答えると「じゃかましいんじゃ」と言いながらけっぱんするのです。それを何度も繰り返していました。
私はこの捜査員と男を連行する任を担っていたので、ビビりまくりながらその様子を眺めていました。
ちなみにこの男は現行犯逮捕された後、警察署に連行され、取調室でもボコボコにされ、最終的に「責任者」について供述したのでした。
という現場を私は実際に見ていましたので、今回の逮捕について「ついに逮捕者が出ちゃったか」という気持ちです。
これまでにも何度も警察は暴力団関係者に対して暴力を振るってきました。
警察官、とくに捜査四課の心情は「ヤクザになめられたらあかん」「ヤクザ相手なら多少何しても許される」と思っており、かつ、その行為が正義だと信じているのです。
今まで公にならなかったのは、まず暴力団組員側が警察官の暴力を訴えるということを「カッコ悪い」と思っていたことが挙げられます。
そして仮にそれを弁護士に訴えたとしても、証拠がないわけですから、うやむやにされてなかったことになれるのがほとんどだったのです。
しかし今回、防犯カメラに撮影されていたことで、言い逃れができず、警察側としても事実をもみ消すことができなかったのです。
この事件に関して、一番最悪だったことは、これら関係者が全員釈放され、事実上捜査が終結したことです。
はっきりいって、暴力さえ振るっていなければ関係者に対して反省を促し、罰を与えることができたはずです。
暴力団関係者に対して毅然とした態度で厳しく対応することは私は大いに賛成であり、やるべきだと思っています。
しかし、無駄な正義感で暴力を振るい、自身が逮捕されるだけでなく、事件が潰れてしまっては、これまでの捜査が無駄になるのです。
個人的には暴力団関係者に対し暴力を振るうことに関して、暴力団側を擁護するつもりは一切ありません。むしろ殴られて当然だろとさえ思っています。
しかしそれは思うに留めるだけであり、事件を潰してしまうようなことはあってはならないのです。
ましてや、警察官はあくまで事件を担当した捜査員というだけの立場であり、当該事件(スカウトグループ)の被害者でもなんでもないのです。
二度とこのような勘違いな正義感で事件が潰れるようなことが起きないことを願っています。
ケイジ探偵事務所
住所:大阪府門真市千石東町39-1-4
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