先日お電話にて質問を受けた内容について【大阪の探偵事務所】 | 大阪の探偵ならケイジ探偵事務所 | ブログ

先日相談者様より、「Twitterのアカウントから相手を突き止める事は出来るのか」というご質問を受けました。

結論から言うと答えは「極めて困難」となります。

不可能か？と言われれば全てが全て不可能ではありません。

例えばメタデータと言って相手のアイコンやプロフィールの内容、更には何気なく呟いているツイートの内容や画像から情報を入手し、身元を特定する方法があります。

他にもフォロワーを調べて出身地や出身の学校等の共通点を探して特定できることもあります。

また、Facebookやインスタ、その他SNSとの連携から特定することが出来る場合もあります。

ただ、そもそもが確かな情報ではないので、あくまで特定できる可能性があるというだけで、確実ではありません。

ちなみに正規の特定方法については、これは警察官だった頃に実際にやったことがあるのですが、Twitterを運営する会社に対して登録したアカウントのIPアドレスの開示を求め、そこから順次辿っていって身元を特定することができます。

例えばツイートの内容が特定の個人や法人に対してのもので、かつ、名誉棄損もしくは侮辱罪に該当する場合はこのように正規のルートで相手の身元を特定することができるのです。

ちなみに、今から1５～２０年以上前、まだ個人情報の取り扱いが緩かった時代は例えば携帯電話の契約者については、電話一本で知ることができました。

もちろん、これは正規のルートではなく、携帯電話会社に知り合いがいたり、暴力団関係者と繋がっていてそこに情報を流すということがありました。

これはあくまで噂ですが、現在でも、携帯電話等の契約者情報の開示については、表向きは「正規の照会以外絶対NG」となっていますが、暴力団関係者とのつながりというものは簡単に絶つことは難しく、未だに裏ルートとして知ることができてしまうようです。

ちなみに警察では、携帯の契約者照会と言って、パソコンの端末から簡単に照会することができます。

一度に数百件の照会も可能で、私自身も一度に1000件近く照会を依頼したことがあります。

古き良き時代とはよく言ったもので、当時（２0年以上前）は個人情報はあまり重要視されておらず、卒業アルバムには教師も含めて全員の住所が載っていたかと思います。

未だに一部の探偵会社では、携帯番号から契約者の身元を特定できるとうたっている所もあるようですが、間違いなく裏ルート、つまり、暴力団関係者等を介しての照会を行っていると思われますので、依頼しないことをお勧めします。

またどのようなことでも結構です。

ご質問等ありましたら弊社までご連絡ください。

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