警察の裏話お話しします!【大阪の探偵事務所】

query_builder 2023/08/03
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警察の仕事は部署によって様々で、本当に多岐にわたります。

私は大半が刑事課勤務でしたが、刑事課だけでも強行犯係、窃盗犯係、知能犯係、暴力犯係、薬物対策係、司法係、引継捜査係、国際捜査係と枝分かれしており、事件によって各係が対応することになっています。

これまでに多くの事件に携わり、捜査してきましたが、私が最も嫌だった仕事が「司法解剖の立ち合い」になります。

「変死」と言うと殺人事件を思い浮かべる方も多いと思いますが、警察が扱う死体事件は全て「変死事件」として捜査されます。

もちろん、大半が病死や事故、自殺ばかりですが、死因がはっきりせず、事件性があるかもしれない死体に遭遇することがあります。

変死の現場には必ず係長級(警部補)以上の捜査員が捜査に従事して指揮をとり、現場の状況を検視官に報告します。

検視官は受けた連絡によって現場に臨場するか否かを判断します。

判断した結果、「臨場する必要がある」と判断すれば検視官が現場に臨場し、検死を行うのです。

ちなみに臨場するか否かの判断は検視官に委ねられていますが、明らかな病死以外はほぼほぼ臨場します。

そして検死の結果、「事件性あり」と判断されるとA変死と言って司法解剖を要する変死事件へと発展し、すぐさま解剖のため令状を取得することになるのです。

ここまでがざっくりと司法解剖を要する変死事件の概要なのですが、ここまでは警察官として当然の仕事ですから、大変ですが嫌な仕事ではありませんでした。

嫌なのはここからです。

こうして令状を取得すると、法医学の先生に解剖を依頼し、執刀してもらうわけですが、この法医学の教授の態度がとにかく酷くて、あからさまに警察を見下していたのです。

大阪府警では当時4人ほど法医学教授がいたのですが、一人を除いてどれも癖のある執刀医ばかりでした。

私からすれば、警察と法医学は全く別の組織であり、立場は対等なはずなのに、これほど見下される理由がわかりませんでした。

それどころか、警察上層部は、それがさも当然といわんばかりの立ち回りをしていて、ある執刀医が警察官の態度に腹を立てて「執刀しない」と言って解剖を中断したことがあったのですが、わざわざ警察の上層部が執刀医に対して謝罪したという逸話が残っているほどです。

確かに警察からすれば執刀をお願いする立場ではありますが、あくまで事件捜査の解決のためであり、つまりは、被害者のために解剖を依頼するのであって、決して個人的な依頼ではないわけです。

ましてや裁判所から令状を取得しているわけですから、お願いではなく、国からの命令なわけです。

にもかかわらず、警察を見下す執刀医らに対して、警察は低姿勢で対応していたのです。

解剖中も、執刀医が専門用語を言ってそれを記録する必要があるのですが、聞こえるか聞こえないかのような声でぼそぼそ話したり、聞き返すと怒り出したりと、酷いものでした。

ある教授にあっては、大声で挨拶させられたり、軍隊のようなこと(きびきびした動きを強要)をさせられたりもしていたそうです。

ちなみにその教授は後に詐欺罪で逮捕されています。

よく刑事ドラマなどで捜査員が法医学教授と親しげに話すシーンがありますが、あれは完全なフィクションです。

実際には捜査員は法医学教室に行ったとしても受付をするだけで、部屋に通されることもなければ、教授と直接話をすることもまずありません。

解剖後は係長と主担の捜査員が解剖結果を聞くだけで、それ以外に言葉を交わすことはありませんし、結果を淡々と聞いてメモをとるだけの作業になります。

所詮ドラマはドラマだなぁといつも見てて思っています。

また機会があれば携わった事件の話もしていけたらと思っています。



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ケイジ探偵事務所

住所:大阪府門真市千石東町39-1-4

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